- 投稿日:2017年9月12日
- (最終更新:2018年2月3日)
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\この記事は私が書きました/
「本当?ワッ!めっちゃ痛そうやん!!それって巻き爪じゃない?」
「なにそれ!?」
「なんか切り方が悪いと巻き爪になるって聞いたことあるよ」
「切り方に悪いとか良いとかあるの?考えた事もなかった〜・・・」
巻き爪になったけど、そもそも正しい切り方をよく知らない・・・・
こんな人って実はたくさんいます。
ちゃんと正しい切り方をしないと、巻き爪を進行させてしまうなんて事になることさえもあります。
意外と知らない、正しい爪の切り方と悪い爪の切り方の違い。
そして巻き爪にならないようにするにはどう切れば良いのかをご紹介していきます。
爪の切り方は学校で教わってないんです
爪が伸びたら切る。子供の頃からそうしてきたし、両親もそうしてたからなんの疑いもなく爪を切っていた。
そもそも爪の切り方って正しいとか悪いってあるの? なんていう人も多いのではないでしょうか?
何たって私自身もそうだったから。
よくよく思い返しても、学校では「爪の切り方」って教えてくれなかったんですよね。 私は義務教育のうちに学校で「爪の切り方」「立ち方」「歩き方」を教えるべきだと思っています。
なぜかというと、足の専門家として毎日治療をしていて、ほとんどの方が間違えているという現実があるからです。
そして、この3つは巻き爪を引きおこしてしまう原因であり、かつ巻き爪を根本改善させるのには本当に重要なポイントだからです。
あなたは爪の切り方を誰に教わったか記憶にありますか? 爪の切り方なんて誰にも教わったことがない。って思うかもしれませんが、ほとんどの場合、親と同じ爪の切り方をしています。
教わったつもりはなくても、自然と親を見て爪の切り方を覚えたり、小さい子は親に爪を切ってもらっていたという方が多いのではないでしょうか?
もちろん、あなたの両親も、あなたと同じように爪の切り方を覚えています。
だから代々間違った爪の切り方が伝わってしまうのです。 そのため、お父さんやお母さんが巻き爪の場合、子供も巻き爪であることが非常に多いのです。
巻き爪が起こる原因とは?
巻き爪の原因は爪の切り方だけではなく、大きく分けて4つあります。
爪の切り方(深爪)
深爪が巻き爪の原因になるのは、肉や皮膚の部分が増えてしまうことです。
爪周りの肉や皮膚が盛り上がり、一方で爪は伸びようとするので肉に食い込んでいき、巻き爪になってしまうのです。
指先へ負担のかかる運動
足指の爪をぶつけたり、指や爪に負荷をかけすぎると、その周囲に炎症が起こり肉が盛り上がります。その結果、巻き爪になることがあります。
サッカーやマラソンなどのつま先に負担のかかる運動や瞬発力を必要とするスポーツをしている方は注意が必要です。
また、激しい運動ではなくても足の指先に負担のかかる「立ち方」や「歩き方」を日常生活で繰り返していることで巻き爪を引き起こしてしまうことがあります。
靴による圧迫
「合わない靴」や、指先に負担が大きくなる「先の細い靴」や「ハイヒール」などによって巻き爪になることがあります。
若い女性が巻き爪になる原因でもっとも多いのはこのタイプです。
若い方は爪も薄くてやわらかいので比較的補正はやりやすいのですが、補正終了後も細い靴をはいているとまた徐々に巻いてくる可能性はあります。
遺伝
先天的に巻き爪になりやすい足や爪の形をしており、生えてくる根っこから爪が巻いているため、補正をしてもまた巻いた爪が生えてくるという方もいます。
この方は残念ながら定期的な補正が必要になってきます。
この中で大きな原因になっているのが「爪の切り方」です。 正確には「子供の頃からの爪の切り方」です。巻き爪に悩んで来店される方のほとんどが爪の切り方を間違えています。
一度、巻き爪になってしまい、痛みが出てしまっている状態なのであれば、爪の切り方だけでは巻き爪は改善しませんが、まだ痛みが出るほどではない巻き爪や一度改善した巻き爪に関しては爪の切り方を予防するだけで再発を防ぐことができます。
それくらい爪の切り方っていうのは大切なんですね。 巻き爪の原因は「子供の頃からの爪の切り方」だと言いきっても過言ではないかもしれません。
正しい切り方とは?
正しい爪の切り方を解説していきます。
巻き爪にならないために、推奨する爪切りの方法は「スクエア」と「スクエアオフ」という切り方です。
スクエア型
スクエアアットは爪の先端を丸くするのではなく、真っ直ぐにカットするイメージです。 簡単にいうと爪を四角く切るということです。
一見すると爪は丸型なので丸く切ってしまいがちですので、極端に四角く切るイメージで切りましょう。
スクエアオフ型
スクエア型を作って、さらに角を切りおとすのがスクエアオフ型です。
スクエア型も巻き爪にならないために有効な切り方ですが、爪の先が角張っていると服に引っかかったり、足の爪の場合だとストッキングや靴下に引っかかって不便です。
したがって、スクエアカットで角張った角を切り落としてスクエアオフにするのが一番良い方法です。
この際は、切り落としてもいいですが、尖った感じが残ってしまう事もあるので、ネイル用ヤスリで削ってもらうのがオススメです。
切断面をやすりで整えると伸びてきた時の「爪割れ」や「突き刺さり」を回避する可能性を高めることができます。
どちらの切り方とも長さは先端の白い部分1〜1.5mmほど残すくらいがちょうどいい切り方です。
逆に爪が長すぎると乾燥しやすく「二枚爪・爪割れ」の原因になるので気をつけましょう。
爪をキレイにするために使ってほしい道具とは?
爪切り(ハサミ、ニッパー)
正しく爪を切るには使う道具がとても重要です。
どうしても家庭によくあるコンビニでも売っている一般的な爪切りを使っている人が多いですよね。
しかし、正直オススメはできません。
なぜかというと、切る部分がカーブしておりスクエア型やスクエアオフのようにまっすぐ四角く切れないからです。
オススメなのは、爪切り専用のハサミタイプ、もしくはニッパータイプのものです。
指や切る部分によって爪の大きさや厚さが違うので、できれば数種類を使い分けるのが理想的です いずれにしても切る部分がまっすぐであるものを選んでください。
やすり
爪先を削る、「やすり」。最近ではドラッグストアなどでも簡単に購入できるようになりました。 紙製のもの、金属製のもの、いろいろありますが、爪への負担を考えると、紙製のものがオススメ。
しかし、ずっと使っていく事や扱いやすさまで考えると金属製のものがいいでしょう。 爪切りに付いているヤスリは荒いので、細かいヤスリがオススメです。
お肉と爪の間に入れないといけないので、ヤスリ自体も薄く、目が細かいものを選ぶようにしましょう。
これ以外にもバッファーやキューティクルオイルなど爪のケアの道具は色々とあります。
巻き爪専用のグッズなども多く出ていると思いますが、基本が何よりも大事なのです。
爪切りとヤスリのかけ方を間違えると何度も再発したりする危険性がありますので、ここでは爪切りとヤスリのかけ方をしっかり理解しましょう。
すでに巻き爪になっていて痛いので深爪から伸ばせない方へ
ここまでは、巻き爪になる原因と巻き爪にならないための切り方をお伝えしてきました。
ただ、ここで少し残念なお知らせをしないといけません。
ここまでお伝えしてきた切り方は、あくまで巻き爪にならないためであったり、巻き爪をこれ以上悪くしないための処置の方法です。
残念ながら、一度巻き爪になってしまうと、どんな切り方をしても巻き爪は治らないという事です。
長年深爪が続いていて、痛くて爪がどうしても伸ばすことができないという方は、当院や病院等で巻き爪矯正をしていただいた方が良いかもしれません。
ある程度爪の長さがないとしっかりとした矯正は行えませんが、その爪を伸ばすための補正を行うことにより痛みなく爪を伸ばして頂くことが可能です。
まとめ
ここで、巻き爪を正しく切るための4つのポイントをおさらいしましょう。
・スクエア型もしくはスクエアオフ型にする。
・専用の爪切りやニッパーを使う。
・ヤスリを使う。
・長さは先端の白い部分1〜1.5mmほど残す。
今まで、当たり前だと思っていた爪の切り方が実は間違った切り方で、巻き爪の原因になっていたなんて、びっくりした方も多いと思います。
お子さんがいらっしゃる場合は一度お子さんの爪の切り方や巻き爪の兆候がないか確認してみてください。
痛みが出る前ならまだ爪の切り方で予防できるかもしれませんよ。正しい切り方を覚えて同時にお子さんの爪も守ってあげてください。
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ほとんどの人が1回目の施術から巻き爪の痛みから解放される。手術をしない巻き爪矯正法ご存知ですか?
病院にいったけど
「爪を切られただけで、また伸びてきたら痛くなる」を繰り返し、最終的には手術をすすめられている。
「もう手術しか巻き爪が治らないのかな・・・」と不安になっていませんか?
当院の巻き爪専門施術は手術はもちろん、皮膚を切ることもありませんし、施術後の日常生活に支障をきたすことがありません。
何より来院前まで痛くて仕方がなかった指が帰るころには痛みがでていないことに皆さん驚かれます。
「どこに相談すれば良いかわからない」
という人は真っ先に神戸巻き爪センター サキュレにご相談ください。