足の専門家が教える正しい足底筋膜炎の治し方とは?

  • 投稿日:2017年9月25日
  • (最終更新:2017年11月19日)

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足の専門家が教える正しい足底筋膜炎の治し方とは?

\この記事は私が書きました/

谷 卓弥

整形外科・鍼灸整骨院で働いてきた経歴を持つ治療家。西洋医学・東洋医学の両方を活かして「どこにいっても良くならない。どうにかして欲しい」と、言った人をタイプに合わせてカラダを良くしていくカラダのプロ。

何か踵側に痛みがあるな~。

特に朝起きて1歩目やあぐらをかいて座ってると痛いな~。

でも、ずっと動き 続けるとマシになるんやけど何やろ?

と、思っている方・・・。

それは「足底筋膜炎」と呼ばれる疾患かもしれません!

しかし、「足底筋膜炎」は正しい方法で処置しないと余計に悪くなることもあります。

そこで、痛いから運動をしないようにしている。

ネットで色々検索して「足底筋膜炎」を良くする方法を調べたが 良くならない・・・。

と、いう方に足の専門家が教える「足底筋膜炎」を良くする正しい方法をお伝えしていきます。

足底筋膜炎とは?

足底筋膜炎でも痛む場所が違うため足底筋膜炎について知っておきましょう。

足底筋膜炎とは、漢字の通りでそのままですが足の底の筋膜が炎症を起こしている状態です。

そもそも筋膜って何?

と思う方もいると思います。

筋膜とは筋肉の動きを補助してくれる作用があり、筋肉を包んでくれる膜で筋肉を 守ってくれる作用があります。

足底筋膜炎の人が訴える痛みの場所

その足底筋膜の場所は、写真のように足の裏の真ん中部分にある大きな膜です。

この膜は大きいために同じ足底筋膜炎でも痛む場所が違います。

  1. 足の指の手前が痛い人
  2. 足裏の真ん中の部分が痛い人
  3. 踵付近が痛い人

それぞれ同じ足底筋膜炎でも痛む場所が違います。

なぜ、足底筋膜炎はなぜ起こってしまうのか?

それは、歩く量が多かったり・走ったり・ジャンプを繰り返されたことにより足底筋膜は 疲労が溜まり足底筋膜が硬くなってしまいます。

本来、足底筋膜は柔軟にしっかりと伸びたり緩んだりしてくれます。

しかし、足底腱膜炎になると足底筋膜が上手く伸びたり緩んだりが出来ずに無理にギュッと 引っ張られて足底筋膜がくっついている場所である、踵や指の下辺りに炎症がが起きて 痛みが出ます。

足底筋膜炎の症状

足底筋膜炎になると具体的にどのような症状なのかお伝えしていきます。

朝起きて、歩き始めが痛い

これは、足底筋膜炎でも踵付近に炎症が起こっている方に多いです。朝起きて1歩目などは 痛いが、動き出すと症状はマシになり感じにくくなるというのも特徴です。

長時間立ちっぱなし、座る時間が長くて急に立ち上がった時に痛い

これも足底筋膜炎でも踵付近に炎症が起こっている方に多いです。

歩いたり、走ると痛みが出てしまう

このパターンの足底筋膜炎は、真ん中の部分に炎症が起こっている場合に多いです。

しかし、厄介なのが不規則に出てしまうことがあります。

そのため、今日は大丈夫!

と、感じても次の日は痛い・・・。

など痛みが出るタイミングが分かりづらいです。

スポーツをしている方はなりやすい部分です。

しかし、女性でもヒールなどパンプスなど 少し高さがある場合は、つま先と踵の高さが違うため足底筋膜が引っ張られてしまうため 、足底筋膜炎になるケースもあります。

足底筋膜炎になる原因

中々良くならない足底筋膜炎の原因をお伝えしていきます。

よく色んな記事をみていると

  1. 足をよく使い過ぎている
  2. 安静にしていれば良くなる
  3. 体重が増えてしまって足に負担がかかってしまっている
  4. 足のアーチがない(偏平足)になっているから負担がかかってしまう

など、色んな事が言われています。確かにこれらは大事なことです。

しかし、これらは 要因ではありますが、原因ではありません。

それを1つ1つ説明していきます。

なぜこれらが原因ではないのか?

  • 足をよく使い過ぎている

足をよく使い過ぎているが本当に原因なら外周りで営業 している人。大工さん。プロのスポーツ選手など全員がなってしまいます。

しかし、足底筋膜炎になっていない方もいるので足を使いすぎが原因には伝わりません。

  • 安静にしていれば良くなる

次に安静にしていればということですが、確かにこれは痛みがある時は身体を休めて 安静にすることは大事です!

しかし、これだけで痛みが取れることは足底筋膜炎になった人は分かると思いますが ほぼないです。

仮に一時期良くなったとしても再び何かの拍子で症状が出てしまいます。

  • 体重が増えてしまって足に負担がかかってしまっている

これはみなさんは、分かると思いますが体重が原因なら男性はほぼみなさんなってしまいます。

  • 足のアーチがない(偏平足)になっているから負担がかかってしまう

これは、実はほぼ原因に近いです。足底筋膜炎ならさけてはならないポイントです。

しかし、アーチが崩れている人が足底筋膜炎になるかというと、足底筋膜炎にならない人 もいているので半分正解で半分不正解です。

ただ、アーチを作っていくのは大事です!

しかし、足底筋膜炎で痛みがある時にアーチを無理に作ろうとすると炎症が広がってしまうので、痛い時は無理に作らなくても大丈夫です。

では、結局の原因は何かと言うと・・・

足裏の「足底筋膜が硬くなってしまっている」事が原因です!

では、なぜ足底筋膜が硬くなってしまうのでしょうか?

足の裏に疲労が溜まっている

硬くなってしまうのは、スポーツなどで強い衝撃が繰り返して与え続けていることによって筋膜が 硬くなってしまいます。

しかし、足底筋膜炎になる人の特徴としては足に衝撃が繰り返し起こっている にもかかわらず、その後にケアが出来ていない人が多い。

つまり疲労が溜まってしまって、その疲労が 溜まり過ぎて足が悲鳴をあげている状態になっています。

体の冷え

体が冷える。つまり血液の循環が悪い状態です。

血液の循環が悪くなると、筋膜が硬く なってしまいます。

それは、血液=水分と思ってください。

例えば、地面に水分が いかなくなってしまうとその地面は枯れてしまいます。

それと同じ現象で血液の流れが悪くなると筋膜も硬くなってしまう傾向になるため、 冷えていると筋膜が硬くなってしまいます。

骨が歪んでいる

足は家と一緒で地面を掴んでいる部分になるので土台の部分になります。

その上にあるのが背骨 や骨盤になります。そこが歪んでしまうと、重心の位置も変わってしまうため足に負担がかかって しまいます。

その結果、足底筋膜炎にもつながってしまいます。

自分でも足底筋膜炎を良くする方法

それでは自分でも足底筋膜炎をよくする方法をお伝えしていきます。

患部を温める

炎症が起こっているから冷やせばいいんでしょう?

と、思っている方も多いはず・・・。

確かに他の疾患ならそれでも良いですが、足底筋膜炎の場合は筋膜が硬くなって痛みを 引き出してしまってます。

そのため、冷やしてしまうと一瞬はマシになるかもしれません。

しかし、冷やし終わると 筋膜が硬くなってしまい余計に痛みが出てしまいます。

そのため、シャワーで終わらせず、 お風呂によく入って温めるようにしましょう。

出来るだけ医療機関に頼る

自分にも他に何かすることがないの?

と、思われるかもしれませんが「足底筋膜炎」という 疾患は自分で治そうと頑張るのも大切です。

しかし、自分で「足底筋膜炎」を治そうとすると 余計に悪くなってしまう可能性が高い厄介な疾患です。

そのため、1人で悩まずに「足底筋膜炎」に強い医療機関に行くようにしましょう。

医療機関に行くならばどこに行けば良いのか?

では、実際にどの医療機関に通えば良いのか?

まずは、医療機関の中でもそれぞれの 特徴をお伝えしていきます。

整形外科

足底筋膜炎に良いストレッチや薬を患者さんに飲んでもらうようにすすめる。

それでも、取れない場合はインソールやステロイド注射をする。

最悪の場合は手術をすすめる。

整骨院、整体

足底筋膜炎に良いと言われるストレッチ。

最初からインソールなどの装具をすすめる。

後は、痛みが出にくくするためにテーピングをおこなうとこもあります。

このような施術をする医療機関が多いです。

しかし、実際の原因が先ほどお伝えした通り足底筋膜炎になってしまう原因は 「足底筋膜が硬くなってしまう」ことが原因です。

つまり、足底筋膜炎になる原因(上記でお伝えした冷え、骨盤の歪み)を良くしなけ れば足底筋膜炎は良くなりません。

しかし、医療機関でおこなわれる施術は足が痛いから足を施術しようとします。

足だけ施術することは悪くはありませんが、足底筋膜炎になる原因が取れていないため、その場しのぎになってしまう事が多いです。

その結果、 1時は楽になるが、また悪くなっての繰り返しになってしまい中々良くならずに悩む方が多いです。

そのため、医療機関は整形外科?整骨院?

など迷っている人もいていると思いますが、 しっかりと足が硬くなってしまっている本当の原因(足以外)もちゃんと見てくれる 医療機関に通うようにしましょう。

痛みがマシになってからすることとは?

痛みが取れたから治った~。

と思っても安心してはいけません!

大事なのは痛みが取れてから再び 足底筋膜炎にならないようにすることが大事です!

その方法が「足のアーチ」を作っていくことが大事になります。

先ほど、足以外が大事 と言ってきたのに結局足なん?

それなら最初から足を見れば良いやん!

と、思う方もいていると思います。

では、なぜ?最初から足を注目しなかったのか?

それは、最初から足底筋膜炎の 時に足を施術してしまうと、その足に対して施術の刺激により筋膜が硬くなってしまうケースが多いからです 。

そのため、筋膜が硬くなって余計に悪化してしまう事が多い!

だから痛みがある時は、施術の刺激を入れない方が良いです。

しかし、その炎症が治まると足に施術をしても大丈夫な状態になっています。だから、 足のアーチを構築して足底筋膜炎再びならないためには、この痛みがないタイミングで アーチを構築すること大事です!

そのアーチを構築する方法とは?

では、実際にアーチを構築する方法をお伝えしていきます。

※ゴルフボールを使って足裏のアーチを構成する。

1:まずは、ツボで言えば『湧泉』という部分を探してください。

『湧泉』の場所は,足裏の人指し指と中指の間から踵をなぞるように触って下さい。触っていると 1番最初に、くぼみがあるのでそこが『湧泉』です。

その『湧泉』を見つけたら立った状態でゴルフボールを当てて下さい。

ポイントは ボールを当てて少し前に重心をかけると「少し痛い」という刺激量まで負荷をかけるのが ポイントです。その状態を約10秒くらい当ててください。

2:次は座った状態で足の裏の内側、真ん中、外側にゴルフボールをコロコロしてく ださい。この時のポイントは「気持ちいい」くらいの刺激量で十分効果が あります。

まとめ

いかがでしょうか?

足底筋膜炎は施術するタイミングが間違えなければ良くなる疾患です。

まずは、1人で悩まず医療機関に相談するようにしましょう。

しかし、足だけ見てしまうと 中々良くならないパターンが多いためしっかりと体全身をみてくれる医療機関に通うように しましょう!

どこにいっても改善しない「足の痛みやしびれ」がたった20分の無痛整体で改善することをご存知ですか?

病院にもいった、近くの整骨院院にもいった、言われた通りの運動もして、安静にしていたのに治らない。

「もうどうすればいいのかわからない」と不安な日々をお過ごしの方にお伝えしたいことがあります。

改善しなかった理由は他院で「足」ばかり施術を受けていたからかもしれません。
実は足の痛みやしびれの原因が足にはないことが多いのです。

当院の無痛整体でどこいっても改善しない症状が改善する理由はあなたの足の症状の本当の原因に対して施術を行うことができるからです。

では、その本当の原因とは・・・?
続きは当院の公式ホームページをご覧ください。


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