- 投稿日:2017年10月30日
- (最終更新:2017年11月19日)
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\この記事は私が書きました/
「いててててっ!!」
「巻き爪が痛くて歩けない・・・かわいい靴が履けないやん・・・」
「もうなんとかしてよー」
友人に病院に行ったほうがいいと言われたけど、治療が痛そうでなかなか行く勇気が出ない。
そんな人は実は結構多いんですよ。
この記事では、そんな方のためにまずは自分で自宅でできる巻き爪治療法はどんなものがあるのか?それぞれ解説していきます。
明日から、どんな靴を履いても痛みなく歩けるようになってくださいね。
自分でできる対処法は目的別にいくつかあります
「巻き爪は自宅で自分1人で治すことができます」
症状が軽いうちは自宅での治療で完治することができますのでご紹介します。
ただ、巻き爪は軽度なうちに症状を見つけて、早めに施術するのが大事になってきます。
もっとも重要なのは「状態の見極め」です。
なぜかというと、軽度の巻き爪の場合と重度の巻き爪の場合で、対処方法はもちろん、伴う痛みや費用も施術によって全く違ってくるからです。
治し方を知る前に、まずはあなたの巻き爪の状態を見極めましょう
巻き爪の重症度を見極める
軽度:軽く巻き込み肉に刺さっているが、痛みは軽く気にならない程度。
中度:痛みをはっきり自覚できるようになる。爪の先が少し内側を向く程度で肉に刺さり、軽く赤く腫れている場合もある。
重度:炎症が慢性化し腫れて常に痛みがある。爪自体が大きく変形し肉の形も盛り上がり指の形が変わるほどの外見上の変化も大きくなる。膿や出血も見られる(肉芽なども含む)
痛みの度合いを見極める
軽度:普段は気にならない程度の痛みだが、靴を履いて長時間歩いたりすると痛くなる。
中度:常に自覚できるレベルの痛みが出現。爪を切ったりなんらかの対処をしたくなる。
重度:何をしなくても常に激しい痛みがあり満足に歩けない。歩くときは親指を上げて歩く。
目的をはっきりさせる
応急処置なのか、完治なのか。
一言で「自分でできる対処法」と言っても、対処法は目的別にいくつかあります。
⑴とりあえず痛みを止めるもの
⑵爪の変形も改善するもの
ここをはっきりしないと、自分が望んでいる結果をいつまでも手に入れれないなんてことになりかねません。
目的をはっきりさせてから対処法を選ぶようにしましょう。
巻き爪は放置しておいても、悪くなる事はあっても良くなるような事はほぼありません。
「あれ、巻き爪かな?」と少しでも爪の近くに痛みを感じたときは、症状が悪化するのを予防する意味でも、がまんしないで、早めの処置をしてください。
では、これから自宅でできる巻き爪の対処法をご紹介していきますね。
実際に自宅でできる対処法
【コットンパッド法】 :軽度の巻爪 巻爪の痛み△ 巻爪を治す△
1番簡単で、応急処置として使われるのが「コットンパッキング」です。
これはとても巻き爪対処法として有名な方法です。 巻爪は爪が肉に刺さることで痛みを発します。
その爪の当たってしまう爪と皮膚の間にコットンを詰めることで、内側に巻いた爪のくい込みを阻止して刺さらない状態を作り痛みを抑えます。
爪や皮膚がふやけて柔らかくなることと、衛生面から、コットンを詰めるのは入浴後がベストなタイミングです。
毎日、入浴する際にはずしキレイなコットンに交換しましょう。
軽度の巻き爪には十分効果が期待できます。
手順
①お湯に足を浸して爪を柔らかくする
②キレイなコットンを用意する
③食い込んでいる部分の爪を持ち上げる
④爪が刺さらないようにコットンを詰める
問題点
・巻き爪の形は治らない
・爪が浮いてしまうので靴に爪が当たって痛くなる場合がある
・爪の奥にゴミが溜まる
コットンパッド法を成功させる3つのポイント
・コットンを少しづつ詰めていく
・詰めたコットンは毎日取り換える
・コットンを少しずつ増やしていく
コットンパッキング法をやると痛みは和らぎますがすぐに完治するわけではありません。
毎日この作業を欠かさずやることで爪と皮膚の間の隙間を増やし、爪をまっすぐ伸ばすことが真の目的です。
まっすぐ爪が伸びていくようになれば、もう皮膚に爪が突き刺さることはなくなるので痛むこともなくなります。
【テーピング法】 :軽度の巻爪 巻爪の痛み◯ 巻爪を治す×
市販のテーピングを切り、爪と指の間にスキマをつくるという巻き爪対処法。
テーピング法は「指の肉を引き下げる方法」です。
爪がくい込んだ皮膚にテープを貼り、皮膚をグイッと引っ張って肉を引き剥がすように指に巻きつけます。
くい込まれている指の皮膚を、外に引っ張るか、下に引っ張り、爪と皮膚の間に隙間を開ける方法です。
それ以外にも、らせん状にねじりながら引っ張りつつ趾にテープを貼る方法などもあります。
爪を切りすぎて生じたような一過性の陥入爪であれば、このテーピングで十分改善が期待できます。
そうすると爪が皮膚に食い込んで痛かった部分が当たらなくなり、痛みが和らぎます。
手順
①テーピングを貼る範囲に合わせてカットしておく
②爪が刺さらないように肉を外や下に引っ張り隙間を作る
③肉に爪が刺さるまで戻らないようにテープを貼る
問題点
・ごく軽度の巻き爪や陥入爪の方にしか効果は期待できない
・皮膚がかぶれることがある
・数日に1度のペースで付け替える必要があるので長期的に見ると費用がかかる
テーピング法を成功させる3つのポイント
・爪が刺さらないまで皮膚を引っ張った状態にしてテープを貼る
・テーピングは毎日取り替える
・皮膚がかぶれないように皮膚を休める日を3〜4日に1回作る
【巻き爪リフト、プレート矯正法 】 :軽度〜中度の巻爪 巻爪の痛み△ 巻爪を治す△
軽度~中度の巻き爪の症状に対して、有効な施術方法として「プレート法」があります。
爪の表面にプラスチックや金属等のプレートを貼り付けて、その引っ張る力によって巻き爪を矯正していきます。
プレートを接着剤やテープで爪に固定するだけなので、痛みがなく、負担の少ない施術の方法です。
非常に簡単に行え、痛みがない方法のため、初めて巻爪対処法をする場合はお手軽に始められます。
手順
①爪の表面をキレイに磨く
②プレートを貼る
③爪から剥がれないようにプレートを接着剤やテープで補強する
問題点
・ワイヤーに比べ矯正力が弱く、プレートが爪から外れてしまうことがある
・重度の巻き爪の場合、付けることが出来ないこともある
プレート法を成功させる3つのポイント
・プレートが外れないように接着剤やテープを補強する
・爪の表面を磨いて貼りやすい状態にしてから行う
・爪が厚くなっている場合はある程度ヤスリをかけて爪を薄くして行う
【アクリルガード(ガター)法】 :軽度〜中度の巻爪 巻爪の痛み△ 巻爪を治す△
コットンパッキングをしても「隙間が出来ない時」や深爪し過ぎてそもそも「爪が無い」という方っていますよね。
そんな方にオススメの方法があります。
アクリル固定ガター法はその名の通り、チューブを爪と皮膚の間に挟みアクリル樹脂で固定することにより、巻き爪の痛みを和らげながら、正常な爪の再生を促す治療法です。
ネイルアートや歯科医療で使用されているアクリル樹脂板を使い、熱にも強くプラスチックチューブを固定するのに適しています。 医療用接着剤でも代用は可能ですが、医療用接着剤は熱に強くないので入浴時などに外れやすくなります。
爪が生える部分の肉を盛り上げないようにガードする応急処置です。
肉芽が起きている場合にオススメな方法です。
ただ、この方法の場合は指先が器用な方でないと自分の爪とアクリル樹脂板を接着するのが難しい。
そして、長い期間付け爪をすることになるため爪が呼吸困難を起こし爪の発育に良くないというデメリットもあります。
痛くてどうしようもない時にだけ一時的にガードするというのがいいかもしれません。
手順
①チューブを用意する
②チューブに縦に切り目を入れる
③刺さっている爪を切り目からチューブに入れる
④爪と肉の間にチューブが入ったらOK
問題点
・爪が呼吸困難を起こし爪の発育に良くない
・自分の爪とアクリル樹脂板を接着するのが難しい
アクリルガード法を成功させる3つのポイント
・あくまで一時的な対処としてだけ行う
・手先が器用な方にやってもらう
・爪が生える部分の肉を下げながらつける
【巻き爪ブロック】 :軽度〜重度の巻爪 巻爪の痛み◯ 巻爪を治す◯
巻き爪の人が増えていることもあり、今は多くの種類の巻き爪矯正グッズが市販されています。
この『巻き爪ブロック』は、バネ(ワイヤー)製で爪の両端にひっかけて矯正していくタイプです。
この矯正方法は、自分の爪の固さや巻き爪の具合によってバネの強さを選ぶことができます。
もしあなたが日頃から痛くなるのを恐れ深爪にしている場合は、ちょっと装着するのができないので巻き爪対処が難しいグッズです。
ただし、ぴったりなサイズを使うと装着すると間違いなく痛みが和らぎますし、装着感もさほど気になりません。
値段も4000円以内で購入可能ですし、爪にひっかけるだけで装着が難しくないのでオススメな対処法です。
手順
①爪をある程度伸ばしておく
②多種なサイズ中で自分にぴったりなサイズを用意する
③お湯に足を浸して爪を柔らかくする
④爪を持ち上げるように引っ掛ける
問題点
・サイズが細かく分かれており自分に合ったものを選ぶのが難しい
・深爪をしていて爪が短いと使えない
・金属アレルギーの人は使えない
・爪が厚くなっているとワイヤーが引っかからない
巻き爪ブロックを成功させる3つのポイント
・お金はかかるが自分にぴったりなサイズがわかるまで妥協せず何種類か買う
・爪の両サイドにヤスリをかける
・ワイヤーが引っかかるように爪の厚みを整える
【巻き爪ロボ】 :軽度〜重度の巻爪 巻爪の痛み◎ 巻爪を治す◯
巻き爪の人が増えていることもあり、今は多くの種類の巻き爪矯正グッズが市販されています。
この『巻き爪ロボ』は爪自体の形を変えるタイプの市販グッズです。
手順
①食い込んでいる部分の爪を器具で持ち上げる
②お湯に足を浸して爪を柔らかくする
③爪の形を変わるのを待ち、さらに器具で持ち上げる
④お湯から出し、器具をつけたままドライヤーで乾かし爪をいい状態で固定する
問題点
・器具が20000円と少し高額
・AタイプとBタイプの2種類がありどちらを買えばいいか自分で判断しにくい
・爪を持ち上げた時に失敗しないかという不安がある
・爪が分厚くなっている場合に対応できない
・重度に巻き込んでいる巻爪には対応できない
巻き爪ロボを成功させる3つのポイント
・厚くなった爪を正常な厚みになるまでヤスリをかける
・巻き爪ロボをつける前に足をお湯につけて爪を柔らかくしておく
・巻き爪ロボをつけて広げた状態のまま爪に固定剤を塗って固定する
実際、他の対処法に比べると値段が高いです。
しかし、爪が再度巻いてきても何度も繰り返し使えるので長期的に見るとコストパフォーマンスがいいと言えます。
さらに、今では医療機器としての認可を取得したグッズなので信用できますし、 本気で本格的に治したい人向けのグッズと言えます。
もちろん、いきなりこの単価のものを買うのは怖いという方もいらっしゃるでしょう。
そういう方は、まずは安価で簡単に始められる対処法から試してみるのもいいと思います。
ここまで6つの対処法をお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?
それぞれ、間違いなく効果のあるものですので是非試してみてくださいね。
ただ、対処法をしてもらう前に知っていて欲しいことがあるので少し説明しますね。
一時的に良くなっても巻き爪が再発する可能性が高い理由とは?
私があなたに対処法を試す前に知っておいてもらいたい事があります。
それは巻き爪が「再発しやすい」症状だってこと。
「以前、病院やサロンで巻き爪矯正を受けて良くなってたけど、最近になってまた痛くなった」
「手術をして刺さっていた部分の爪を一部抜いたけど、また生えてきたら刺さって痛い」
そんな人が本当に多いのも事実としてあります。
なぜ、治ったと思った巻き爪が再発するのか?
それは、巻き爪になったほとんどの原因が爪が悪いせいではないからです。
「爪が原因じゃない!?そんな事あるの!?」
なんて言われちゃいそうですが、実はそうなんです。
それは普段の体のバランスが悪くなっていて足に過剰な負担がかかり、その結果として爪が巻いてしまうってパターンが非常に多いです。
もしあなたの足の親指や人差し指やその付け根あたりにタコや魚の目ができていたら、要注意。
もしかしたら爪の処置だけでは、完全に再発しないまで治すのは難しいかもしれません。
それは、再発しないようにまで治していくには、体のバランスまで整えていく必要がある場合が多いからです。
重度の場合は病院や専門院に相談を
あとは、爪の状態によっては自分で対処できないまでに悪化していることがあります。
そんな時は、病院に行った方がいい場合もあります。
爪が90°を超えて巻いてきた場合は、巻爪の進行が早まるため一度病院や専門サロンなどで見てもらいアドバイスをもらう方が安全です。
自分で対処しようとするあまり、重度の巻き爪になっている方も多く見られます。
あまり無理をしすぎないで専門家にも頼りましょう。
まとめ
これで軽度〜中度な巻き爪なら、自宅でもバッチリです!
自分の爪の状態に合わせて実際に試してみてください!
これであなたも立派な「巻き爪マスター」です。
身近の人が巻き爪で困っていたら、この記事の内容を教えてあげちゃってください。
軽い巻爪ならその人に実際にやってあげるのもありですね。
「すげ〜!」って憧れの目で見られること間違いなしです。
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ほとんどの人が1回目の施術から巻き爪の痛みから解放される。手術をしない巻き爪矯正法ご存知ですか?
病院にいったけど
「爪を切られただけで、また伸びてきたら痛くなる」を繰り返し、最終的には手術をすすめられている。
「もう手術しか巻き爪が治らないのかな・・・」と不安になっていませんか?
当院の巻き爪専門施術は手術はもちろん、皮膚を切ることもありませんし、施術後の日常生活に支障をきたすことがありません。
何より来院前まで痛くて仕方がなかった指が帰るころには痛みがでていないことに皆さん驚かれます。
「どこに相談すれば良いかわからない」
という人は真っ先に神戸巻き爪センター サキュレにご相談ください。