- 投稿日:2017年7月05日
- (最終更新:2018年2月6日)
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\この記事は私が書きました/
「なんか痛いねんけど・・・。」
「あれ?頑張ってるのに余計に痛くなるってなんでやねん?」
「意味が分からんねんけど・・・?」
そうなんです・・・。
実は外反母趾でテーピングをしても余計に痛みが出てしまう人もいているのです。
もちろん、全員ではありませんが外反母趾にもタイプがあるので、しっかりとタイプに合わせて施術のポイントをしないとテーピングをすると余計に悪化してしまう人もいてます。
そんな外反母趾でテーピングをして痛みが出てしまった時の対象方法。テーピングの痛みは我慢した方が良いのか? そして、テーピングで良くならなかった人の改善ポイントをお伝えします♫
なぜ?外反母趾に対してテーピングをする人が多いのか?
なぜ?外反母趾に対してのテーピングをする人が多いのか?
- ネットで検索いているとテーピングを書かれている記事が多い。 自分で何とか良くしようと思って頑張って調べた人は分かると思います。 ほとんどがテーピングが良い。という記事が多いし、動画付でテーピングの捲き方が乗っている。
- 病院・整形外科・整骨院の先生にテーピングを勧められた人が多い 今の僕らの業界の人間はほとんどテーピングを勧めます。それもそのはず。 僕もそのうちの1人ですが学生時代に「外反母趾の治療」は習いますが答えはテーピングを選べば正解をもらっていたからです。
でも、実は実際に外反母趾の患者さんに聞くと「テーピングしているけど痛いまま」という患者さんも少なくありません。 つまり、余計に外反母趾でテーピングして痛みが変わらない。それどころか痛みが増した。という人は無理にテーピングせずに外しても良いです。
そもそもテーピングは効果があるのか?
テーピングの効果は伸びてしまった足の靭帯を正しい位置に戻してくれると言われています。 その効果が発揮されると外反母趾の痛みや角度が変わります。 しかし、テーピングの効果は30%の方は効果があると言われています。 そのため決して悪い訳ではありません。
では、どんな人がテーピングが効果があるのか?
単純に「指」だけに原因がある人です。では、どこで判断するのか?
それは・・・
単純にテーピングをやってみて効果がある人は指に原因があるのでそのまま続けて下さい。
テーピングをしていると外反母趾の部分が痛みが出てしまう。
という方はすぐにテーピングをやめた方が賢明でしょう。
テーピングをやっても効果がない人も「指以外」に原因が多いためテーピングはしないでも良いでしょう。
外反母趾でテーピングをして、痛みが出た場合の対処方法
勇気をもってテーピングをやめる
ネットや本、TVでも外反母趾でテーピングの事を言っていることが多いので「何とか良くしたい」と、思う方が多いため少し痛くてもガマンしてしまう方が多いです。
しかし、そのままガマンをしてしまうと外反母趾のテーピングを捲いている部分が余計に痛みが出てしまった。
腫れてしまったり。テーピングのせいでかぶれてしまう・・・。
これらの症状が出た場合はテーピングをその場で辞めることが大事です。
痛みが出た場所を氷水で冷やす
テーピングをして痛みが余計に出てしまった。という方は、その際は炎症が広がってしまっているため冷やすのがポイントです。
冷やし方のポイントは約10分間、痛みが出ている部分を直接冷やしてください。30分も冷やすと凍傷の恐れも出てしまうためこれ以上は冷やさないようにしましょう。
10分間冷やす→10分間休憩→10分間冷やす。
この方法が、深部に冷やす効果がある方法です。
よくあるパターンが「湿布で冷やしました。」という人が多いです。
しかし、湿布は冷やす効果はありません。
冷たく感じるのになぜ?
と思う方もいてると思います。
しかし、湿布を貼るというのは、例え話にするとペッドボトルを冷やそうとして湿布で冷やせるかというと冷えませんよね?
その原理と一緒でしっかりと体の深部まで冷やすには氷水が1番早いのです。
ただ、湿布の良い部分は湿布の作用の中に「鎮痛効果」が入っているため、もし張るとしたら寝る時に張るのが良いです。
その場合は寝返りなどで湿布が取れやすいため、軽くガーゼなどで取れないように工夫するのが良いですね。
テーピングをするメリット・デメリット
テーピングをするメリットは「指」に原因がある人は外反母趾の痛みが軽減します。
外反母趾の角度も変わる人はいるでしょう。
その為、テーピングで外反母趾の状態が良くなっている人は続けましょう。
デメリットとしては・・・
- 良くなる人の割合が30%で数字を見た通り良くなる人が少ない・・・。
- テーピングをする時の注意点としてお風呂に入る時には濡れないように足を出して入らないとイケない。
- 濡れた場合はドライヤーで乾かす必要がある。
- 2~3日に1回テーピングを交換する必要がある。
- テーピングをしたらかぶれてしまう
ということがあり、手間が少しかかってしまい何回も交換しないとイケない。その為、意外と費用がかかる。 それ以外にもかゆみが出てしまうこともあります。
テーピングをしても良くならない人の特徴
実は、テーピングをしても良くならない方もいます。
それは・・・
「指以外に原因がある」と、いう方です。
では、何が原因なのかをお伝えしていきます。
- 重心が傾いてしまっている
重心が傾くとは(写真を見せながら)このように親指に重心が乗ってしまっている人です。
親指はもの凄く小さいのにそこに体重がかかってしまうと痛みが出て、外反母趾の角度も捻じれて余計に外反母趾の変形が進んでしまいます。。
- アーチが不足している
アーチとは内側の縦のアーチ、外側の縦のアーチ、横のアーチの3種類で構成されています。
まず、このアーチの役割は歩く時の「衝撃を吸収してくれる」作用があります。
このアーチが不足してしまうと、衝撃が吸収してくれる作用が働かなくなります。
その結果、歩く時の衝撃が足に物凄くストレスがかかってしまい負担がかかってしまい、背反母指の痛みに繋がりやすい。
- 足首が硬い
よく多いのが歩き方を変えれば外反母趾を良くなる。という記事はよく見ます。
確かに歩き方は外反母趾にとっては重要になってきます。
それは単純に歩き方のフォームが崩れてしまうと、外反母趾の部分の部分に負担がかかってしまうからです。
しかし・・・ 歩き方を修正するにはステップ2になります。 では、ステップ1は何をすべきなのか?それは、「足首を柔らかくすること」です。
では、なぜ?先に足首を柔らかくする必要があるのかというと・・・
まず足首が硬いと足首が思うように動かせない状態なので仮に歩き方を勉強しても「頭では分かっているが身体がついていかない。」という状況になってしまいます。
その為、歩き方も大事ですが正しくしていくためには順番が大切なのです。
テーピングをしても良くならなかった人にやって欲しい3つのケア
- 重心のケア
鏡を見ながら、自分の普段通りの立ち方をチェックします。外反母趾の方は親指に重心がいってしまう方が多いため 外側に重心がいくようにしましょう。
内側に重心にする時と外側に重心がいく時の外反母趾の角度は変わってくるので良くなる位置が正しい位置です。
しかし、ずっと意識をするのは当然難しいことなので最初は1日10分でも良いので意識をするようにしましょう。
- 足のアーチのケア
足のアーチのケアは、アーチの部分をゴルフボールでコロコロしていきましょう。
横のアーチの部分は「湧泉」というツボの部分を押すようにします。
「湧泉」の場所は足の人指し指と中指の間から踵に向けてなぞると1番最初に凹みが感じれる部分が湧泉です。
この湧泉の部分を見つけたら、立って負荷をかけます。
ポイントは少し痛いくらい負荷をかけるのがポイントです。 この時の注意点はフローリングや畳でやってしまうと床がボロボロになってしまうため床が傷まない場所でやるか タオルを引いてその上でやるようにしてください。
- 足首を柔らかくするケア
足を組むように座ってもらい、足首を時計周りに回す。回す時間は約1分くらいです。
それが出来たら反対周りで回す。これも約1分くらい回すようにしてください。
たまに、足首がポキポキ音がなる人もいていますが基本的には音がなっても問題がないので気にせず継続してください。
まとめ
テーピングは決して悪い訳ではありません。ただ、改善率が30%とかなり低いのが現状です。
そのため、仮にテーピングをしてて痛みが出てしまったら無理にテーピングにこだわらなくても良いです。
30%は良くなりますが、ほとんどが効果が実感できずに終わっている方も多い。
1度、テーピングをして痛みが出てしまった。テーピングが難しいという方はこれらの運動を試してみてください。
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病院で「手術しかない」といわれた外反母趾を手技のみで改善することができる施術をご存知ですか?
この記事をここまで読んでいただき、ありがとうございます。
「足カレッジ」運営元、整骨院サキュレの院長 加納 芳郎と申します。
さて、突然ですがあなたは今、外反母趾を治そうとインソールやサポーターを試しても一向に改善せず、『もう手術するしかないの?』とお悩みではありませんか?
整骨院サキュレが運営する『神戸外反母趾専門センター』は、延べ43,000人以上の施術実績を持ち、手術することなく足の痛みを改善に導く外反母趾専門院です。 『足と健康』についてのセミナー講師としても活躍し、兵庫県で唯一の『外反母趾マイスター』である私が、外反母趾の改善だけでなく、再発しない身体づくりまで徹底的にサポートします。
まずは神戸外反母趾専門センターのサイトから、国家資格を持つ足の専門家による外反母趾矯正の全貌をご覧ください。